アオショー株式会社

レアメタル・特殊金属 再生・買取

レアメタルとは、鉄、 アルミ、 銅等のベースメタル以外の金属で、希少価値が高い金属です。スクラップとしての価値も比較的高い物が多いです。チタン、ニッケル、クロム、モリブデン等は合金としても多用されています。 特殊金属には定義はありませんが、狭義では鉄鋼に添加される レアメタル類を指すような場合が多く、ニッケル、コバルト、モリブデン、タングステン、チタン等とそれらの合金、クラッド材等がそれにあたります。

品目詳細

リチウム

リチウムイオンバッテリー
原子番号3の元素。元素記号はLi ノートパソコンやデジタルカメラ、携帯電話等で使用されているリチウムイオンバッテリーの製造に必要なものです。

チタン

原子番号22の元素。元素記号はTi 鋼に似た金属光沢をもつ灰白色の固い金属で、天然には鉱物の他、岩石や土壌中に酸化物として含まれ広く存在しています。 耐食性に優れており、軽い上に強度があるので、工業用材料として広く使われています。

バナジウム

原子番号23の元素。元素記号はV 金属としては軟らかく、展延性があり容易に圧延加工できる。 製鋼添加剤としての用途が80%以上を占めているが、バナジウム化合物は触媒としても極めて重要なほか、化学・電気工学・電子工学の分野でも重要とされている

クロム

ニクロム
原子番号24の元素。元素記号Cr 金属としての利用は、光沢があること、固いこと、耐食性があることを利用するクロムめっきとしての用途が大きい。

マンガン

マンガン鋼
原子番号25の元素。元素記号Mn 二酸化マンガンがマンガン乾電池やアルカリ乾電池の正極に使われている。また、リチウム電池の正極にも用いられている。 また、磁性材料として、マンガン、亜鉛、鉄を含む金属酸化物であるMnZn フェライトがインダクタやトランスのコア材料として使われている。

コバルト

原子番号27の元素。元素記号Co 工業利用としては、鉄とコバルトの合金として、磁気ヘッドの材料として用いられている。また近年は特に需要が伸びているリチウムイオン電池の電極材料に 、コバルト酸リチウムとして使われています。

ニッケル

原子番号28の元素。元素記号Ni
光沢があり耐食性が高いためめっきに用いられるほか、ステンレス鋼や硬貨の原料などにも使用されている。日本で2010年現在発行されている50円硬貨や100円硬貨は銅とニッケルの合金(白銅)である。アメリカ合衆国の5セント硬貨も白銅だが、通称「ニッケル」と呼ばれている。
純ニッケルも硬貨の材料として使われていたことがある。

ガリウム

原子番号31の元素。元素記号Ga マイクロ波集積回路や赤色発光ダイオード、半導体レーザーなどに用いられる、ヒ化ガリウムのようなIII-V族半導体の主要な材料である。窒化ガリウムは青色発光ダイオードの材料である。

ゲルマニウム

原子番号32の元素。元素記号Ge 初期のトランジスタにはゲルマニウムが使われ、安定性に優れるケイ素(シリコン)が登場するまでは主流だった。現在でも、電圧降下が小さいことからダイオードや、バンドギャップが比較的狭いことから光検出器に使われている。

イットリウム

原子番号39の元素。元素記号Y
蛍光体に使われ、赤色蛍光体はテレビのブラウン管ディスプレイやLEDに用いられている。ほかには電極、電解質、電気フィルタ、レーザー、超伝導体などに使われ、医療技術にも応用されている。

ジルコニウム

原子番号40の元素。元素記号Zr ジルコニウムは金属の中で熱中性子の吸収断面積が最小のため、ジルカロイと呼ばれるジルコニウム合金が原子炉の燃料棒の被覆材料(燃料被覆管)や沸騰水型原子炉用燃料集合体のチャンネルボックスの材料として用いられている。

ニオブ

原子番号41の元素。元素記号Nb 鉄鋼添加剤としての用途が90%と大部分を占めているが、光学、電気、電子分野でも重要である。

モリブデン

自転車フレーム(クロームモリブデン鋼)
原子番号42の元素。元素記号Mo 酸化モリブデン(VI)やフェロモリブデンとして、各種合金鋼の添加元素に使用される(クロムモリブデン鋼、マンガンモリブデン鋼、ニッケルクロムモリブデン鋼参照)。さらには、工具鋼(中でも高速度工具鋼(ハイス))群に多用され二次硬化能を高める。

インジウム

原子番号49の元素。元素記号In ITO (*I*ndium *T*in *O*xide) と略称される酸化インジウムスズは、導電性があるのに透明であることから液晶やプラズマといったフラットパネルディスプレイの電極(透明導電膜)に使用されている。

アンチモン

活字鉛(アンチモン含有)
原子番号51の元素。元素記号Sb 工業材料として多岐にわたる用途に用いられているが、人体に対して毒性の疑いがある(化合物の多くが刺激性のある劇物)ことから、代替素材の開発が進み、徐々に使用が控えられる傾向にある。 活字合金、鉛蓄電池(バッテリー)の電極材料、ハンダ合金の材料。

タングステン

原子番号74の元素。元素記号W 金属のうちでは最も融点が高く、金属としては比較的大きな電気抵抗を持つので、電球のフィラメントとして利用されるがLEDの普及によりこの分野の使用量は減少してきている。また、タングステン合金や炭化タングステンは非常に硬度が高いため、高級な切削用工具に使用されている。

ビスマス

原子番号83の元素。元素記号Bi 高比重・低融点で比較的柔らかく無害である事から鉛の代替として注目され、散弾や釣り用の錘、鉛・カドミウムの代替として黄銅への添加剤、ガラスの材料などとして使用されている。

シリコン

シリコンウエハー
原子番号14の元素。元素記号Si 四塩化ケイ素やトリクロロシランなどから作られる高純度ケイ素が半導体作成に用いられることが挙げられる。また、液晶ディスプレイの TFTや太陽電池にはアモルファスシリコンや多結晶シリコンなどが使用される。