鉄 再生・買取
鉄 は金属スクラップの中で最も取扱量が多く、自動車、家電製品、飲料缶等身近なものから、鉄筋、鉄骨など建物の解体工事の際にも多く発生します。スクラップの代表格であり、屑鉄(くずてつ)、鉄くずとも言います。
鉄リサイクルの歴史は長く、鉄は何度でも再生し、新たな鉄製品を作ることができます。主に高炉を持たない電炉メーカーが鉄スクラップを鉄鉱石と同様に重要な製鉄原料として鉄鋼へとリサイクルしています。
鉄スクラップは市中スクラップと自家発生スクラップに分類されますが、自家発生スクラップは製鋼メーカーで製鋼工程から出てくるスクラップのことで、見ることはほとんどありません。
品目詳細
配合材(可鍛コロ、メカス)
鉄の溶断ヌキアミや端材をハガキ大の大きさに切断処理したもの。
新断屑(新断ちバラ)
鋼板加工製品を製造する際に発生する切りくず及び打ち抜きくずです。
ヘビー屑(HS、H1、H2、H3)
ギロチンジャー、ガス溶断、重機などでサイジングしたものです。
プレス屑(自動車、スチール缶、一斗缶)
主として鋼板加工製品を母材にしてプレス機により圧縮成刑した直方体状のものです。
シュレッダー
主として鋼板加工製品を母材にしてシュレッダー機により粉砕したあと磁気選別機で選別された鉄スクラップです。
ギロチン材(鉄屑長尺物)
金属スクラップの中で、長尺物のことを指します。ギロチンで切断する必要がることから、こう呼ばれています。
鋼ダライ粉
ネジ、機械部品などを製作する際に発生する切削くず及び切り粉です。
ガス材(大型機械屑、海上コンテナ)
鉄スクラップの母材が大きかったり、厚みのある材料である場合は、機械加工が不可能なため、アセチレンガスのバーナーで手作業によって切断加工を行います。